至高の強さを得るために、様々な試練を自らに課すストイックなやせ我慢男、ケビンマスク!?

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　今日のキン肉マンII世の感想。

サブタイトル §

第11話「起死回生！ケビンマスク大反撃」

あらすじ §

　ブロックスはケビンの全ての能力をコピーしたクローンボディとして戦います。

　しかし、ケビンは、情報をコピーされた際には取っていなかったファイトスタイル、悪行超人の残虐ファイトを行うことで、ブロックスを圧倒します。

　喜ぶジャクリーン。

　非難する観客達。

　ブロックスは、ロードローラーになってケビンを押しつぶそうとします。しかし、ケビンは、ブロックスの合体のコアとなるブロックを発見していて、それを攻撃することで勝利します。

　ジャクリーンはケビンが圧倒的な強さを発揮しないことに不満を持っていました。しかし、ケビンは、至高の強さを手に入れるために、試合ごとに自分に課題を課して戦っているのでした。ジャクリーンはそれに気付いていませんでした。

感想 §

　今回の見どころは、試練を自らに課すようなファイトを行うケビンマスクでしょう。非難されると分かっていながら悪行超人のファイトスタイルを取ることも、そのうちの1つなのでしょう。たぶん。

　ケビンは、ブロックスとの戦いで、本来ならもっと別の圧倒的な戦い方ができるはずなのに、こんなぎりぎり限界に挑戦するようなリスキーな戦い方を行います。しかし、それはもっと強くなるため。至高の強さを手に入れるために、自らに課している試練ということなのですね。

　これは、ストイックなやせ我慢とも言えますが、それはとても重要なことだと思います。自分は強い、と思い込むだけでは強くなりません。ただ、常識的なメニューをこなすだけでも強くなりません。限界を超え、誰よりも強くなろうとするなら、ケビンのような生き方は必須でしょう。

　そんなことを思うのは、やはりインターネット上でストイックさもなければやせ我慢もせず、言葉の上でのみ言論の強さを主張する困った人たちの横行を見ているせいでしょうか。

今回の一言 §

　ジャクリーンとケビンの会話、少しだけ噛み合ってきましたね。まだまだ、二人のギャップは大きいものがありますが。